第３航空戦隊　「瑞鳳」（ずいほう）
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　我が1/700連合艦隊に初めての航空母艦がお目見えします。航空母艦は、1/700ＷＬではなかなか作りやすくて追加修正も少なくて済む良いキットに恵まれてきていませんが、ハセガワからリリースされたこの「瑞鳳」「祥鳳」は作りやすくて修正点も少なくて済む、まあ良い部類に入るキットでしょう。
　「瑞鳳」の場合、図面は深雪会や日本海軍艦艇模型保存会が市販している図面の中にはなく、開戦時を明確に記す資料もほとんどないという状況のもとで製作しました。「瑞鳳」に関してはレイテでのエンガノ岬沖海戦の写真が有名で、ハセガワのキットもこれをもとに最終時仕様で出ています。ですから開戦時の「瑞鳳」は「祥鳳」をもとに作ります。製作手順の詳細は、【第１艦隊第３航空戦隊・航空母艦「瑞鳳」（開戦時仕様）製作記】part１〜part５をご覧下さい。→

　同じく２０００年７月〜８月に飛行甲板をエッチングパーツに換装するとともに、舷外電路のつけ直し、艦尾甲板のリノリウム剥がしと搭載艇の配置直し等の作業をやりまして、大改装しました。詳細はpart６（リメイク編）をご覧下さい。→

　前後部飛行甲板の出っ張り（艦橋の前方上と艦尾）の裏面に梁（ガーダー）を張り付けています。あと、右舷のループアンテナや９ｍカッターの吊索帯を追加しています。軍艦旗も左舷の信号マストに翻っていまして、航海または戦闘状態を表しました。
　さらなるディテールアップとして、飛行甲板の両舷端には「瑞鶴」と同じく、雨樋をつけてみました。また無線マスト間には０．０３７ｍｍφの鮎釣り用テグスで張り線を施しました。艦載機は９７式艦攻６機から９６式艦戦３機に変更してあります。

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