１／５００重巡洋艦「愛宕」（第２次改装時仕様）今から３年ほど前に、私が艦艇模型に約２５年ぶりで本格的に復帰した、その第１作がこの１／５００「愛宕」です。（それまではドイツ軍ＡＦＶとルフトヴァッフェばかりでした(^^;)。それも年２作程度のスローペースで、ほとんどまともには作っていなかった。）
復帰したばかりでまともな参考資料が手元に揃っていないのと、艦艇模型工作の要領が全くわからないというハンディを背負っての作業でした。しかもいきなり１／５００の「妙高」の船体と「愛宕」の上構を合体させるという難事。今から考えると”よくやるよ”というところです。
上にも書きましたように、この「愛宕」は１／５００「妙高」の素晴らしい船体と、見るに耐えない船体を持つ「愛宕」の上構を合体させたものです。「愛宕」の船体は即ごみ箱行きにするようなひどいものですが、上構（艦橋、煙突、シェルター甲板等）はそれほどひどくはありません。捨てるには惜しいものがあります。そのため、このような２こ１を考えたのですが、「妙高」クラスと「高雄」クラスの船体は１／５００程度の縮尺ではほとんど同じ形状であるということから、素晴らしい形状を持つ「妙高」の船体をベースにすれば「愛宕」も見違えるほど素晴らしく甦ります。
詳細は１／５００「愛宕」「鳥海」製作記をご覧下さい。→
