6F1SS4ST I-24
昭和12年度の③計画において建造された、「イ－16」をネームシップとする丙型潜水艦の、第５番艦です。
「イ－24」は昭和16年10月31日に佐世保工廠にて竣工し、第６艦隊の第１潜水戦隊第４潜水隊として即日横須賀鎮守府に配属されました。丙型潜水艦は全艦が真珠湾攻撃に参加し、甲標的を搭載して11月20日頃特別攻撃隊として呉を出港しています。
製作手順の詳細は、【潜水艦イ-７、イ-９、イ-１５、イ-１６（開戦時仕様）製作記】part１＆２をご覧下さい。→
第６艦隊第１潜水戦隊第４潜水隊
「イ－２４」
6F1SS4ST
I-24
昭和12年度の③計画において建造された、「イ－16」をネームシップとする丙型潜水艦の、第５番艦です。
「イ－24」は昭和16年10月31日に佐世保工廠にて竣工し、第６艦隊の第１潜水戦隊第４潜水隊として即日横須賀鎮守府に配属されました。丙型潜水艦は全艦が真珠湾攻撃に参加し、甲標的を搭載して11月20日頃特別攻撃隊として呉を出港しています。
製作手順の詳細は、【潜水艦イ-７、イ-９、イ-１５、イ-１６（開戦時仕様）製作記】part１＆２をご覧下さい。→
| 「イ－２４」性能要目（新造時） | |
| 基準排水量（ｔ） | 2,184 |
| 常備排水量（ｔ） | 2,554 |
| 全長（ｍ） | 109.3 |
| 垂間長（ｍ） | 103.8 |
| 最大幅（ｍ） | 9.1 |
| 水上速力（ノット） | 23.6 |
| 水中速力（ノット） | 8.0 |
| 軸馬力・水上（馬力） | 12,400 |
| 軸馬力・水中（馬力） | 2,000 |
| 主機形式×基数 | 艦本2号甲10Ｄ×2 |
| 水上航続力（ノット／カイリ） | 16／14,000 |
| 水中航続力（ノット／カイリ） | 3／60 |
| 備砲（口径cm×数） | 14Ⅰ（単装）×1 |
| 機銃（口径cm×数） | 25Ⅱ（連装）×1 |
| 発射管数（艦首／艦尾） | 8／0 |
| 魚雷搭載数（口径cm×数） | 53×20 |
| 射出機 | － |
| 水偵搭載数 | － |
| 安全潜航深度（ｍ） | 100 |
| 計画乗員数 | 95 |
| 同型艦数 | 5（「イ－16」～「イ－24」） |
資料：光人社・ハンディ版「日本海軍艦艇写真集 19」から抜粋
「イ－24」は、甲標的による攻撃で唯一生存し捕虜第１号となった酒巻少尉の艇を搭載したことで有名です。同艦はハワイ作戦のあともしばらくハワイ近海にとどまって
、偵察活動を続行したりミッドウェイ島を砲撃したりしました（昭和17年1月）。
そののち、ポートモレスビー作戦に参加したり、昭和17年5月の甲標的によるシドニー攻撃作戦では、伴中尉艇を発進させています。シドニー攻撃のあとそのまま同地近海にとどまって通商破壊作戦に従事しまして、、商船を３隻撃沈しています。
さらにその後、主にソロモン方面に転じ、ガダルカナル島ルンガ在泊艦船への甲標的による攻撃や輸送業務に従事しています。昭和18年5月にキスカ方面に転じ、輸送業務に従事しましたが、6月に米駆潜艇に攻撃を受け沈没しました。
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