「あきづき」詳細写真
DD-115 AKIZUKI detail
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いつもと同じく、艦首から艦尾まで順に細かく見て行きま
す。
「あきづき」型の長砲身の5インチ主砲と、艦橋前のVLSが目立ちます。通行帯はデカールを貼って再現していますが、かなり白っぽいデカールです。
艦中央部はゴチャゴチャした感じになりますが、ヘリ格納庫前の両舷レドームなどがステルス性を損なっているような気がするのは私だけ? もう少しスマートにまとめれば良かったのにと思ってしまいます。
太平洋戦争当時の初代「あきづき」と同じく、主砲砲身は長砲身となっています。一本にまとめられた塔状マストがよく目立ちますね。
実艦の二番煙突からヘリ格納庫にかけては、デザイン的に再考の余地ありと個人的には見ています。格納庫内にまでデカールの白線が貼ってあるので、より立体的な存在感が出ています。
艦中央部を左舷中央からクローズアップ。ステルス化のためにデザインされた 艦橋、マスト、2本の煙突、格納庫などの形状が良く分かりますね。
さらに主要部分をクローズアップします。 マストからは、一番煙突の両舷側方と艦橋甲板後部の信号旗函に向かって、ヤードから空中線が張られています。自衛艦の張り線はこの部分が少し面倒なぐらいで、日本海軍艦艇のような艦首から艦尾にかけての長い張り線がないので、作業が少なくて済み気分的に非常にラクです ね。
艦首と艦尾も。こう見てくると、やはり乾舷が少々低過ぎるように思えるのですが…。
出来上がった作品は、いつものように海面を模して着色した波板をつけた展示ケースの上に置いて展示
しています。船体はケースの底板の裏から2本のボルトでしっかり固定されています。
海上自衛隊の最新汎用護衛艦「あきづき」型がようやく当工場からお目見えです。
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