製作意欲復活の2005年、そして新たな気分で2006年へ

　 2005年という年は、日本人が古来から有する「勤勉」「実直」、そして我々の社会の誇るべき特性といえた「信頼」「安心」が完膚なきまで地に落ちた年でした。ATMの口座番号盗撮を始めとする詐欺行為が日常茶飯化し、JRや飛行機の相次ぐ事故、小学生の女の子を狙ったカドワカシと殺人の多発、極めつけは姉歯＆ヒューザー＆総研による日本全土をおおう大規模な建築偽装。しかもホリエモンや村上ファンドや一部六本木ヒルズ族を中心とする、手段を選ばずお金さえもうければそれが善とする凄まじい拝金主義の蔓延。
　我々日本人はここまで堕落したのでしょうか…、犬畜生と同じ品性下劣で語るに墜ちた人間がどんどん増えてきたようです。戦後日本をよくここまで改悪してくれたものだと、（某勢力に対して）ある意味感心せざるをえません。

　2004年に『あいかわらずトンでもない絶望的な事件やニュースが多く、治安不安や人心の荒廃もさらに加速しています。』と書いたのですが、このように2005年はさらに深刻な状況を呈してしまったようです。正月早々暗い事ばかり書いて申し訳ありませんが、早く人間ドモをこのTERAから一掃してしまった方が、他の生き物にとってハッピーなのではないかと絶望的な気分にならざるをえません。いよいよ天地の怒りが人間に罰を与える日も近いのではないでしょうか。
　　個人的にも、不動産事業に関係した打ち合わせや情報収集に追われて、年末ギリギリまで多忙でした。難問山積で頭の痛い日々を送っています。

　このような憂いに心塞がれる日々ですが、私は大和民族の不屈の精神が復活しいつか再興を果たすことを信じています。せめて新年には、一縷の望み（光明）に願をかけたいと思います。
　公私共にとても暗く落ち着かない１年でしたが、こと模型ライフ だけを見ますと艦船製作に対する意欲が完全復活し、製作ペースも2005年は多作といえる喜ばしい状態になってくれました。いくつかトピックスを挙げてみます。


１．アーマーモデリング別冊・季刊「ネービーヤード」誌にライターデビュー

　やはり私の模型活動において今年の話題はなんといってもこの話題に尽きるでしょうね（この話題で何度もスミマセン）。おかげさまで、 模型ライターの末端に連なることが出来ました。応援しバックアップしていただいた方々には本当に感謝しています。引き続き、これからもよろしくお願いしますm(_ _)m。
　なお掲載作品につきましては、遠慮なく忌憚（きたん）のないご意見・ご批評をいただければと思います。参考にさせていただき、次回作に反映させるつもりです。


２．完全復調の艦船模型製作

　2005年は 艦船製作に対する意欲が完全復活した年でした。年初に「熊野」（タミヤ・軽巡洋艦仕様）を完成させたのを皮切りに、「雪風」（アオシマ・天一号作戦時仕様）「不知火」（アオシマ・開戦時仕様）を6月ぐらいまでに完成させました。
　8月以降は「ネービーヤード」誌に掲載の話がありましたので、海上自衛隊掃海艇4隻（タカラのミニトイベース）と「古鷹」（ピットロード・珊瑚海海戦時仕様）に全力投入。余暇時間を全て集中させました。さらに12月末には次回号に掲載予定のフネ2隻を完成。これも余暇時間をほとんどつぎ込んで製作しました。

　３ヶ月の間にフルディテールアップしたフネを２隻製作するのは至難のことでして、他の趣味や家庭内の事はほとんど出来なくなります。しかし現在のところ、模型ライフが非常に充実している事を実感しています。しばらくは３ヶ月に１〜２隻のペースでフルディテールアップした作品の依頼をいただけるよう、頑張っていきたいと思います。


３．おかげさまで開設６周年、そしてビジター数も６０万カウントを達成

　当サイトが開設して、早いものでもう６年経ちました。また11月24日には、ビジター数（カウント数）が６０万カウントを達成しまして、その後も順調に伸び続けています。ひとえにご覧になっている皆さんのバックアップの おかげです。本当にありがとうございます。引き続き、これからもよろしくお願いしますm(_ _)m。

　なお現在ウェブサイトの更新が11月中旬から止まってしまいましたが、ネタは一杯ありますので時間を捻出してボチボチやっていきたいと思います。2004年は『サイトに掲載するために次々に製作しなければならないとか、更新が常に迫ってくるとか、最近は様々な負担を少なからず感じるようになりました。 』などと弱音を吐きましたが、今の私は特に負担とは感じていません。これも完全復活の一端でしょうか(^^)。
　ただ決定的に時間が取れず、時間があれば掲載作品の製作につぎ込んでいますので、ウェブの更新が遅れることをご容赦下さい。とはいえ必ず更新していきますので、よろしくお待ち下さい。


４．５月の静岡モデラー合同展示会はあいかわらず欠席、１２月の＠ニフティ模型展示会は両日参加

　2004年と同じく、模型関連の対外活動で現在行っているのは、この２つのみです。しかしガスガンを買う費用捻出のため、静岡のモデラー合同展示会に2005年も参加 しませんでした。往復新幹線代とホテル代そして飲み会費用や会場でのショッピング代を合わせて、５万円近くかかる のは今の私には非常に痛い出費です。とはいえ今年こそなんとかしたいですが…(^^;)ゞ。

　一方の＠ニフティ模型展示会ですが、東京での秋の展示会は2005年をもって一応中締めということで休眠することになりました。一応ラストということで、両日参加 してきました。＠ニフティ展示会は、もはや古くからの馴染みのメンバーとの同窓会の場と化しています。そのうち場所とか参加形態をアレンジして、再度復活させる話も出ていますので、そちらを楽しみにしているところです。


５．ミニAFVコーナーは当面休止

　ミニAFVの方は、完全に休眠状態となってしまいましたね。2003年ごろから2004年一杯ぐらいまで艦船模型の製作に多大なストレスを感じていましたので、他ジャンルをお気楽に作ることでストレス解消を図ることが目的で始めたコーナーです。しかし艦船模型への意欲が完全復活し、しかも作例製作に手一杯の状態が続いていますので、とてもミニAFVを新規に作っている時間がありません。当面活動休止し、これまで製作した未公開作品を徐々にお見せするということで、大変申し訳ありませんがご了解お願いします。


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　ということで、新年の抱負として2006年の公開予定を書いてみましょう。

＜公開予定＞
・2004年11月に建艦済みの重巡洋艦「熊野」（タミヤ・開戦時仕様）
・2005年1月に建艦済みの軽巡洋艦「熊野」（タミヤ・戦前仕様）
・2005年4月に建艦済みの駆逐艦「雪風」（アオシマ・天一号作戦時仕様）
・2005年6月に建艦済みの駆逐艦「不知火」（アオシマ・開戦時仕様）

・2005年8月に建艦済みの海上自衛隊掃海艇4隻（タカラミニトイ改造）
・2005年9月に建艦済みの重巡洋艦「古鷹」（ピットロードハイモールド・珊瑚海海戦時仕様）

　これらの作品は製作記も掲載します。
　あとミニAFVでは、2003年に製作済みのAttackの３号突撃砲Ｅ型、Al-Byのレジン製４輪装甲車（Sdkfz222）、MMSのメタル製ハーフトラック（Sdkfz250） とその製作記を徐々に掲載していきたいですね（３年越しでスミマセン(^^;)ゞ）。


　今後とも当サイトは『太平洋戦争開戦時の主要各艦艇を勢揃いさせ、各艦の武勇を偲び鎮魂奉る』とともに、『自分なりに考証や工作にこだわった1/700艦隊群の勢揃い』を目指しまして、 鋭意邁進していくつもりです(^^)/。

　ということで皆さん、これからも当サイト及び掲示板そして『ロートシルトの寝言・戯れ言・独り言』をよろしくお願いいたしますm(_ _)m。