難が続いた2004年、そして新たに2005年へ

　 ２００４年は天変地異の多い年でしたね。異常なくらい多く来襲した台風に中越の地震、そしてとどめは年末のインド洋の大津波と、ここまで続くとまるで天地の怒りが人間に罰を与えているような気がしてきました。
　イラク戦争は、いよいよイラク全土がスラーリングラードというかディエンビエンフーのような様相を呈してきました。最強と謳われた米海兵隊がゲリラ戦に案外弱かったという事実は、今後の世界覇権争奪戦の中で複雑な影を落としそうです。
　国内については、磐石の大企業といわれた西武（コクド）、ダイエー、三菱自工、UFJなどが往時の面影もないほど落ちぶれたり吸収合併されるなんて、誰が想像したことでしょう。現世に永遠不滅な磐石なものはない、という証明になりました。あいかわらずトンでもない絶望的な事件やニュースが多く、治安不安や人心の荒廃もさらに加速しています。

　このような嫌な感じの暗い１年でしたが、私にとっての趣味ライフは可もなく不可もなく。時間の経つのが早かったわりに、おかげさまで去年も平々凡々と過ぎてくれました。


１．当サイトが開設５周年、そしてビジター数も４０万カウントを超える

　おかげさまで、９月１５日に当サイトが開設してから５年が経ちました。もう５年も経ったんですね…、早いものです。また８月１４日には、ビジター数（カウント数）が４０万カウントを達成しまして、その後も順調に伸び続けています。ひとえにご覧になっている皆さんのバックアップの おかげです。本当にありがとうございます。引き続き、これからもよろしくお願いしますm(_ _)m。


２．絶不調の艦艇模型製作

　今年は艦艇模型をほとんど作りませんでした。作ったのはハセガワ「伊勢」、タミヤ「熊野」とわずかに２隻のみ。あと「熊野」の軽巡洋艦仕様を途中まで作り、現在手が止まっています。
　実は、会社で毎日イライラしながらストレスを溜め込み、爆発寸前。家でも、子供の教育問題や多方面に降りかかる雑事に忙殺され 、体が２つ欲しいほど。そのため、気晴らしになんとか趣味にのめり込みたいところなんですが、それがそうもいきません。

 艦船模型製作というのは、本格的にやるならば他のジャンルとはちょっと趣が異なり、非常に敷居の高い分野です。特に日本海軍艦艇の場合、1/700という縮尺からくる製作の難しさに加え、実物が全く存在しないという特殊条件や、ごくわずかの写真資料のみに頼った面倒な考証もあるため、気軽にホイホイ作るわけにはいきません。またホームページ を運営している人につきものでしょうが、サイトに掲載するために次々に製作しなければならないとか、更新が常に迫ってくるとか、最近は様々な負担を少なからず感じるようになりました。
 ただでさえ雑事に時間を取られている身としましては、非常に難しい艦船製作に加えてホームページを継続させるための負担のため、四苦八苦しています。なかなか手が動かなくなっている（動かせなくなっている）のが、 この１年の状態です。


３．エアソフトガン（ガスガン）趣味の始まり

　高校生ぐらいの頃から、ドイツ軍がらみでWalther、Luger、Mauserに非常に興味があって、モデルガンを欲しいと思いつつ高価ゆえに買えずに指をくわえてきました。長い封印を破って、ついに去年から本格的にガスガンをコレクションし始めました。

　艦船模型製作につきまとう重苦しさから少しでも逃避し、ストレスを発散しようと、お気楽に始めたものです。実際BB弾をマト撃ちしたりコレクションが増えるのをニヤニヤしながら眺めるだけで、気分が晴れてストレス解消にな っています。実物と同じ1/1を持っているという感覚が、非常に充実感を満たしてくれます。またカスタマイズなども模型製作よりは時間がかかりませんし技術的に簡単ですので、ほとんどストレスがかかりません。そのため、すっかりトリコになってしまいました。今やドンドン嵌って、コレクションでは飽き足らずガスガンのカスタマイズまでやるようになりました。


４．我が製作部屋の小改装

　２００４年春に、私の部屋を少し改装しまして、製作環境を少し整えました。大型ラックを購入して、そこに材料、工具、塗料などを全て収納。また少し大きめの机を買って、製作スペースを広げました。エアブラシも、今まで使っていたアズテックが不調なので、タミヤのトリガー方式のものを買い足しました。
　しかし、このように製作環境を改善した途端に作らなくなってしまったのは、なんとも皮肉なものですね(^^;)。マーフィーの法則にありそうな感じですが（爆）。


５．５月の静岡モデラー合同展示会は欠席、１１月の＠ニフティ模型展示会は両日参加

　２００３年と同じく、模型関連の対外活動で現在継続して行っているのは、この２つのみ。
　しかしガスガンを買う費用捻出のため、静岡のモデラー合同展示会への今年の参加は 断念。だって往復新幹線代とホテル代そして飲み会費用や会場でのショッピング代を合わせると、５万円近くかかるんだもんね。５万円といえば、カスタムガンが１丁買えますわいな。しかし、あとで知り合いの人たちから、なぜ来なかったのかと散々言われてしまいました。不義理、申し訳ありませんでしたので、今年はなんとかしたいですが…(^^;)ゞ。

　一方の＠ニフティ模型展示会ですが、静岡の不義理に対するお詫びの意味もあって、今年は両日参加 してきました。それにしても＠ニフティ展示会は、もはやお馴染みの皆さんとの同窓会の場と化してしまいましたね。


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　２００４年は 仕事関連、家庭の雑事等に追われまくり、以前のように趣味に時間を割く暇がなくなってしまいました。少ない暇を見つけてはガスガンのカスタムなどをやっていたこともあって、艦艇の製作数が激減。結局上記のように２隻完成、１隻途中という惨憺たる結果となっています。反省しまして、今年は新規巻き直しで行きたいと思っています。


　ということで、２００５年の予定ですが、

＜公開予定＞
・２００３年に建艦済みのタミヤ「イ−２６」ジオラマ仕様をお見せします。
・２００３年に建艦済みのアオシマ「高雄」「鳥海」・開戦時仕様をお見せします。またその製作記を掲載します。（…しかし、まだ写真 すら撮ってないんですよね(^^;)。）
・２００４年に建艦済みのハセガワ「伊勢」タミヤ「熊野」をお見せします。またその製作記を掲載します。（…しかし、まだ写真 すら撮ってないんですよね(^^;)。）
・２００３年に製作済みのAttackの３号突撃砲Ｅ型、Al-Byのレジン製４輪装甲車（Sdkfz222）、MMSのメタル製ハーフトラック（Sdkfz250）をお見せします。 またその製作記を掲載します。


＜製作予定＞
・タミヤ「熊野」・軽巡洋艦仕様（現在建艦中）
・アオシマ「利根」・開戦時仕様（新規作り直しを予定）
・アオシマ「雪風」・菊水作戦時仕様
・ドラゴン「モービルベイ」
・ハーフトラック・Sdkfz251C（イタレリ）、クルスク戦時の�W号Ｇ型（レベル改造）、フェルディナント（ドラゴン）


　こんなに作れるかなぁ…と思いますが、一応予定は予定としてあげておきましょう。２００５年は、ドラゴン「モービルベイ」を皮切りに出来れば現用艦とか外国艦にも進出したいですね。またミニＡＦＶの方も、毎回地味なパンツァーグレイばっかりではなく、クルスク戦時のような迷彩パターンの塗装もカバーしたいのですが…。

　あいかわらず雑事にかまけて忙しくしていますので、この予定通りに作れるかどうかは分かりませんが、出来る限り製作しサイトの内容を充実させたいと考えています。今後とも当サイトは『太平洋戦争開戦時の主要各艦艇を勢揃いさせ、各艦の武勇を偲び鎮魂奉る』とともに、『自分なりに考証や工作にこだわった1/700艦隊群の勢揃い』を目指しまして、 鋭意邁進していくつもりです(^^)/。

　ということで皆さん、これからも当サイト及び掲示板そして『ロートシルトの寝言・戯れ言・独り言』をよろしくお願いいたしますm(_ _)m。