自衛隊のイラク派遣に断固反対します。＜03．12．21＞自衛隊のイラク派遣に断固反対します。＜03．12．21＞
日本人外交官が殺害されたりフセイン元大統領が捕らえられたりと、イラク情勢は目まぐるしく変化しています。今後テロが収束に向かいイラクに平和が訪れるのか、それとも一層混迷の度を深めてしまうのか、予測のつきかねる状況になっています。
さてこのような状況下での自衛隊イラク派遣問題ですが、自衛隊を派遣することは明らかに憲法第９条違反であり、専守防衛の精神にそむくものではないでしょうか。イラク派兵を自衛権の行使とするには
、解釈に相当な無理があるものと思います。
発端となった９.１１のＷＴＣビル攻撃が、巷間言われているようにイスラム過激派によるテロだったのかどうか疑念が払拭出来ていない現在、イラクに介入する大義は失われていると感じます。イラク戦前に盛んに言われた大量殺戮兵器も、なぜか
今だに見つかっていません。
当サイトの管理人たる私ごときがどのような発言をしようが、『蟷螂（とうろう；カマキリのこと）の斧』かもしれませんが、さりとて変だと思ったことは発言しないと、とんでもない状態にドンドン追いやられそうです。自分達にもそのうちジワジワと影響のあり得る事柄に対し、私は無関心ではいられません。
さて専守防衛…、つまり「自分の国は自分で守る」は国家として当然の権利だと思いますが、そのための大義というものが必要なはずです。まさに「家族を守る」「故郷を守る」「祖国を守る」、この一点にのみ大義があるはずです。がしかし、今回のように米国に盲従しネオコンの言いなりになってヨソの国にまで派兵するのは、スジ違いも甚だしいと言えるのではないでしょうか。名ばかりの国際協調とか
対米関係の強化といった甘い言葉に唆されて、国家の基本である憲法とか法律そして人間の道義といった大切なものを全て投げ捨てて、イラク派兵を行っても良いのか？ ということです。
このようなことから、米国のいうがままにこのまま海外派兵してズルズル行くのは非常に危険だと、思うに至りました。世界のみんなが、「9.11」以降トンでもなく巨大な策謀に目を覆われてしまって、本当の姿が見えなくなっているのではないでしょうか？
今後イラク派兵を皮切りに、米国への屈辱的従属関係はさらに強化され、日本の未来は非常に暗澹たるものになるでしょう。みんなが無関心でいる間に、あれよあれよという間もなく「何でもあり」の社会へと突入し、多くの政治的謀略や恣意的な司法権の乱用などを通じて社会は急激に改造されて行き、日本は米国にとってまことに支配し易い属国になるような危機感を持ちます。今回のイラク派兵のような大義のない、専守防衛の精神に反する戦いに対して
、またいつ何時駆り立てられることになるかもしれません。
そうなれば『物言えば唇寒し』、インターネットで自由に発言したり書き込んだりが出来なくなるのも、そう遠い将来のことではないような気がします。「まさかそんな事まで起こらないだろう」「考えすぎだ」とバカにしている裏で、悪夢のような支配・管理社会が着々実現するようになるでしょう。いつの世の中も戦争をやりたいヤツは安全なところから指令を出し、弾に当たって虐殺され逃げ回って辛酸をなめるのは、名も無き我々一般庶民です。そうなってから、そうなるのを見過ごしてきた自分たちの愚かさに気づいたときには、…もう手遅れです。
まあしかし、すぐ感情的になり付和雷同しやすいのも我々大衆の心理であり、そこを為政者達にうまく利用されちゃうんですけどね…。
ではこのような困難な舵取りをしなければならない場合は、いったいどうすればよいのか？
私としては、困難な問題をやりすごして（あえて考えないようにして）日常的な個人の営みに埋没してしまうのではなく、またマスコミからの色のついた情報だけを鵜呑みにせず、自分の頭でしっかり考えるべき時に来たと感じます。
そして今こそ声を大にして、インターネットを始めとするいろいろな場で発言しなければならないのではないでしょうか。
まず手始めに、「派遣って言うけど、実際は派兵だろ？」「派兵って、憲法違反じゃないの？」「米国追従のなれの果てが属国化、それで良いの？」
と大きな声で叫ぶことが我々の子孫への責務だと思います。
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なお参考までに、９.１１のＷＴＣビル攻撃にまつわる代表的な疑念を
、以下にいくつか列記してみます。
○9.11のWTCビル攻撃は、本当にイスラム過激派勢力のテロなのか？
突っ込んだ飛行機の機体に推進装置のようなものが写っている。飛行機が突っ込むごく直前（テレビ画像にして数コマ前）にビルの窓が爆発したように見える。これは同時に入れるはずのビル爆破スイッチを、突入よりごくわずか早く押してしまったということかもしれない。
○ペンタゴンがあのような形で攻撃に晒されることはありえない。
9月11日当日の上空防衛スクランブルは、なぜかその時間帯だけ解除されていた。この事実を未だ米政府は釈明しない。言われているような民間機ではなく、もっと小型の飛行機であった可能性もある。 またペンタゴンは外部からの爆発にはかなり耐えられる構造だが、あのような爆発を被るには内部からの同時爆発の手助けが必要。
○突入した飛行機から携帯電話はかけられるのか？
ハイジャックされた飛行機から、携帯電話でリアルタイムに機内の様子を伝えてきた乗客がいたが、果たして高度数千メートルの場所から携帯電話が通じるものであろうか？ この点について、複数の通信技術者が否定的な見解を述べているが、マス
ゴミは全て黙殺。（この点につきまして、私は携帯電話の技術的知識を持っていませんので、よくご存知の方はご教示下さい。）
○米国の言う事を聞かないと、北朝鮮の暴発から守ってもらえない？
内心厭々でも、米国に追従しなければならない最大の理由がこれ。しかし北朝鮮は、本当に暴発しテポドンを日本に打ち込むのか？ もし裏で米国と北朝鮮に取引のようなものが存在して、日本がカヤの外に置かれているとしたらどうなのか？
もし日本が派兵に反対したり、米国の意向に従わないそぶりを見せれば、また不審船を出して挑発したりテポドンの恐怖をマスコミを通じて流せばよいのである。日本の国内はこれで縮み上がるので、至って簡単。不審船の本当の国籍とか背後関係など、闇のまた闇である。
○国連、赤十字、日本外交官へのテロ行為の裏は？
あいつぐ国連、赤十字、日本外交官等へのテロ行為だが、単純にイスラム過激派のせいとしてよいものだろうか？ モサドやＣＩＡの影がチラチラ蠢（うごめ）いているように見えるのは、気のせい？（爆）。
日本外交官の襲撃にしても、その時間その場所で特定の車を襲うのは、よほどの事情通でないと出来ないと思われる。フセインの残党（旧軍、秘密警察等）、イラク国内不満分子、外国からのゲリラ応援部隊、イスラエルモサド、ＣＩＡ、米軍…、これらのどれもが怪しいと言えば怪しい。
○ビンラディンもアルカーイダも、すでにただのレッテル？
彼らは、今も本当に活発に活動しているのだろうか？ ビンラディンなど、ひょっとしたらすでに殺害されてしまっているのかもしれない。しかし「極悪人」のレッテルを貼っておけさえすれば、世界は一致団結して今後も彼らを非難するだろう。
もし米国内で大規模なテロが再発したら、今度もまた愛国心が発揚しイスラムへの大きな嫌悪感と攻撃性が生じることだろう。イスラム＝過激派＝コワイ、唾棄すべきもの…、こういう連想に繋げることで都合の良い勢力もいるということなど、すっかり忘れる。
イスラエル（モサド）とＣＩＡの策謀等、まだまだ疑念が一杯あるのですが、これ以上書くと「陰謀論」や「トンデモ本」と誤解されかねませんので、疑念を列記するのはこの辺までにしておきます。
また「9.11」から始まった全く新しい戦いが、西欧（というか米英）キリスト教的価値観とイスラム的価値観の相克だとか、西欧資本主義とイスラム文明のせめぎ合いだとか、綺麗な言葉を並べる評論家が多いようです。しかし実態は石油利権や経済ヘゲモニー（覇権）をめぐるもっとドロドロした戦いであり、ネオコン及びイスラエルがその存在価値を賭けた強力な闘争を仕掛けているような気がします。