海上自衛隊創立５０周年記念国際観艦式見学記〜その２＜2002．12．22＞

　「見学記その２」では、国際観艦式に参加した各艦を出来るだけご紹介しましょう。但し、ウェブサイトの限られた容量の中での掲載ですので、銀塩写真のようにクリアな絵ではなく、またかなり端折って紹介していることをご容赦ください。

＜受閲艦艇旗艦DDG１７３「こんごう」＞

＜DDH144「くらま」＞

＜左：971クワンゲトデワン（韓国）、右：A057チュンジー（韓国）＞

＜DD107「いかづち」＞

＜左：FF958チュジュ（韓国）、右：F731プレリアル（フランス）＞

＜左：FFG03シドニー（オーストラリア）、右：LST4002「しもきた」＞

＜左：SS-B345（ロシア）、右：SS580「たけしお」＞

＜左：DD157「さわぎり」、右：MST463「うらが」＞

＜左：AS405「ちよだ」、右：FSG25カスツーリ（マレーシア）＞

　
＜左：1503スリ・インディラ・サクティ（マレーシア）、右：F77テ・カハ（ニュージーランド）＞

＜左：456バンパッコン（タイ）、右：421ナレーサン（タイ）＞

＜左：FSG　P-20（ロシア）、右：LST208レゾリューション（シンガポール）＞

＜DDG　D60マイソール（インド）＞

＜CG011ワリヤーグ（ロシア）＞

＜CG49ビンセンス（アメリカ）＞

　ようやく観艦式行程が全て終了し、単縦陣で一路晴海を目指し帰途に着きます。心なしか夕方の日差しが、祭りの後の寂しさを醸し出しているような感じがしました。でも「ゆうぎり」の後部ヘリ甲板では、乗員の人達による作業着のファッションショーが行われ、非常に盛況でした。
　レインボーブリッジをくぐり抜ける時、自衛艦と橋がよくマッチしていました。ここ（レインボーブリッジ）からの写真撮影は絶好のポイントだったと思います。

　「むらさめ」の隣に接岸する際、面白い作業を見ることが出来ました。それは、接岸の時に僚艦にぶつからないように、もしぶつかってもショックが少ないように、両艦の間にショックアブソーバーを入れて作業するという光景でした。下士官・兵の方々が必死になってこのアブソーバーを操作し、艦の舷側が擦れて汚れないようにしていました。なお、このアブソーバーは大きな硬いゴムの塊で出来ているようですが、中身が空洞なのかどうかは分かりません。この作業を、観艦式招待者や幕僚関係者らが鈴なりになって見ていました。

　７時間ぶりに大地に足をつけ、ようやく無事に帰還しました。夕日の中でもう一度記念写真を皆で撮り合い、名残惜しくその場をあとにしました。
　それにしても朝日と夕日では、艦の外舷色がかなり変わってきます。朝日の中ではグンゼクレオスの舞鶴工廠色に近かったのですが、夕日の中ではかなり黒っぽく横須賀工廠色に近い感じがしました。同じ色のはずなのに、その場の環境条件によって目に飛び込んでくる色が相当違って見えますね。

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　みほりさんと啓さんと私の３人は、そのまま東京駅経由で秋葉原の某店に再結集。おじさんは残念ながら勤め先に戻り、残業だそうです。無料バスに乗るのに、あくまで座っていくことに拘ったのは私です(^^;)。さすがに８時間近い立ちっぱなしはくたびれました。でもバスの中でも、延々自衛艦談義をやりましたね。
　秋葉原に到着してからまっすぐ目当てのお店に行かず、近所の模型屋を冷やかすあたり、まだまだ元気です。ここでみほりさんがピットの新製品ベンソンリヴァモア級駆逐艦を１個買い、啓さんと私はただ見るだけ。少なくとも私は、キットを買うより一刻も早く燃料補給がしたかっただけなんですけど（爆）。

　ようやくお店に入り、速攻でまずは燃料補給。立ちっぱなしでしたので、イスのありがたいこと。３人は、それからまた４時間以上にわたって艦船模型談義や最近の様々な話題につき大放談（砲弾？(^^;)）。皆さん立ちっぱなしのうえ潮風に当たって疲れまくっていましたので、燃料補給で即轟沈かと思いきや、意外や意外さにあらず。生ビール弾のあとはワイン機雷、それから延々日本酒魚雷でお互いを轟沈せしめようと、杯の装填を仕掛けまくりました。
　大酒を飲み大放談したおかげで、スッキリさわやかストレス解消することが出来ました＼(^^)／。これだけ騒いだのに、なぜか翌朝轟沈ということもなく（但し声は嗄れまくりでしたが(^^;)）、久しぶりに有意義で楽しいイベントを堪能した次第です。